OKIHI LOG(おきひログ)

将来農家を夢見る中学校教師のせわしない毎日。

栽培の味方「スプラウト」

本日もブログを読んでいただいてありがとうございます。

 

年末年始はお休みをいただきましたが、本日より週末の更新を始めていきます。

 

今回は「スプラウト栽培」について書きます。

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栽培嫌いな技術科教員

 

技術科教員にとって「B生物育成の技術」を指導することが苦手な人は多いものです。

 

というのも必修になったのも10年程前から。

 

それまでは教えなくても良かったので、栽培を得意とする先生は少ないです。

 

必修になった今、スプラウトは多くの学校で選ばれている教材です。

 

スプラウト教材が選ばれている3つの理由

 

①費用が安い

②失敗が少ない

③栽培期間が短い

 

 

費用が安い

教材にかける費用は安いに越したことはありません。

特に、校区の家庭の経済状況によっては、教材費を支払うことも大変というところもあります。

スプラウトは何百円で済ますことができ、コストがかからない非常に手を出しやすい教材です。

 

失敗が少ない

スプラウトはこれといって特別な管理作業はありません。

1日2回水を入れ替えるだけです。

さらに、屋内での栽培となるので、雨や風、害虫などの心配がなく、失敗の可能性は低いです。

失敗から学ぶ大切さもあるのですが、「教材費が無駄になるじゃないか!」と言ってくる方もいらっしゃいます。

失敗して「次はこうしよう」と子供たちに考えさせたいのですが、そうできないのも今の教育の現状です。

 

栽培期間が短い

技術の授業は1、2年生で週に1回、3年生は2週に1回という授業時数が非常に少ない教科です。

スプラウトは1週間という短い栽培期間であるため、栽培をしたという事実を作る教材としてはうってつけなわけです。

②にもつながりますが、1週間だと失敗のリスクも少なく、生徒も1週間であれば集中して管理できることもいいところです。

 

 

私はこのスプラウト栽培をするのは初めてです。

少し不安もありますが、来週は収穫までの成長の様子をアップしようと思います。

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ビン容器に入れたスプラウトの種

 

本日もブログを読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!